鰭を付ける(読み)ひれをつける

精選版 日本国語大辞典 「鰭を付ける」の意味・読み・例文・類語

ひれ【鰭】 を 付(つ)ける

① おおげさにいう。尾ひれをつける。
貫祿をつける。肩身が広くなるようにする。権威を添える。
浄瑠璃・最明寺殿百人上臈(1699)含み状「一家となって北条の、家の定紋ゆづるぞとひれを付たるうろこがた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android