鰰鮓(読み)はたはたずし

日本の郷土料理がわかる辞典 「鰰鮓」の解説

はたはたずし【鰰鮓】


秋田郷土料理でいずしの一種ぶりこと呼ばれる卵をもったはたはたを塩漬けにしたあと酢で締め、麹を混ぜた飯、にんじんかぶ昆布などと交互に笹の葉を敷いた桶に詰めて重しをする。1ヵ月ほど漬け込んで正月料理として供する。

出典 講談社日本の郷土料理がわかる辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鰰鮓の言及

【漬物】より

…塩,こうじ,米を3:5:8の割合で使ったための名で,季節の野菜を漬ける。ほかに魚を使ったものには,秋田のハタハタずしなどがある。(3)関東 東京のべったら漬や福神漬,栃木のたまり漬,神奈川県小田原の梅干しなどが知られている。…

※「鰰鮓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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