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にんじん にんじん Poil de carotte

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

にんじん
にんじん
Poil de carotte

フランスの作家ジュールルナールの小説。 1894年刊。実子でありながら母親にまま子のように扱われる「にんじん」というあだ名の少年の物語。卑屈で弱々しい少年への母親のひどい仕打ちなどを描きながらも,軽妙なユーモアと詩情をたたえ,非凡な作品となっている。

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デジタル大辞泉の解説

にんじん[書名]

《原題、〈フランスPoil de Carotteルナール長編小説。1894年刊。のちに一幕ものの戯曲に改作。「にんじん」とよばれる赤毛でそばかす顔の少年が、冷たい母親や兄姉との家庭生活で味わう孤独と、父親の人間性にふれて救われる心理とを描く。

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百科事典マイペディアの解説

にんじん

ルナールの小説。原題は《Poil de carotte》。1894年作。意地悪な母と無関心な父の間で暮らす〈にんじん赤毛〉というあだ名の少年の心理を鋭い観察とユーモアで記録した作品。
→関連項目宇野重吉

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タレントデータバンクの解説

にんじん


芸名
にんじん

性別
男性

生年月日
/10/10

星座
てんびん座

出身地
群馬県

身長
175cm

体重
72kg

靴のサイズ
27cm

職種
タレント・俳優・女優/話す仕事

語学
英語

好きなスポーツ
カーリング

プロフィール
群馬県出身。舞台を中心に活躍している。主な出演作は、舞台『はだかの王様』、舞台『燃えよ剣』、舞台『海の楽隊』、舞台『かえると金のまり』などがある。特技は、英会話、カーリング。カナダへの留学経験を持つ。

代表作品
舞台『はだかの王様』(王様役) / 舞台『海の楽隊』(クジラ役) / 舞台『ロミオとジュリエット』(キャピュレット役)

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デジタル大辞泉プラスの解説

にんじん

せなけいこによる絵本作品。1969年刊行。「いやだいやだのえほん」シリーズの一作。

にんじん

1932年製作のフランス映画。原題《Poil de Carotte》。ジュール・ルナールの同名小説の映画化。監督:ジュリアンデュビビエ、出演:ロベール・リナン、アリ・ボール、カトリーヌ・フォントネほか。

にんじん

株式会社やおきんが販売する駄菓子の商品名。米を使ったあられ。ニンジンを模した袋に入っている。

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大辞林 第三版の解説

にんじん

ルナールの長編小説。1894年刊。そばかす顔と赤毛のために「にんじん」と呼ばれる少年が、意地悪でヒステリックな母親に虐待されて悩むが、父親の人間的なやさしさに救われる。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

にんじん
にんじん
Poil de Carotte

フランスの作家ジュール・ルナールの長編小説。1894年刊。作者の自伝的要素が濃い。主人公の少年は、顔がそばかすだらけで赤い髪をしているので「にんじん」とよばれている。父親ルピック氏はお人よしだが、母親ルピック夫人は口やかましく少々意地が悪い。姉と兄はずる賢い。「にんじん」は母親になじめず、「家庭とは憎み合う同士が住むところ」と考え、納屋で自殺を図る。しかし、すんでのところで父親の人間性に救われる。作者はルピック夫人の生き方を通して人間のエゴイズムをも描き出す。詩情をたたえる簡潔な文体が、作品全体をヒューマン雰囲気でくるんでいる。1900年、作者自身の手で一幕の戯曲となり、アントアーヌ座で初演され、好評を博した。[窪田般彌]

映画

フランス映画。1894年に出版されたジュール・ルナールの自伝的小説をもとに、ジュリアン・デュビビエ監督が1925年と1932年に2度映画化した。後者は1934年(昭和9)に日本でも公開されて、キネマ旬報ベストテン第3位となり、絶大な人気を博した。映画評論家の南部圭之助(なんぶけいのすけ)(1904―1987)は「デュビビエの出世作で、これによって彼はルネ・クレールの線に達し、次第にクレールを抜いて行った」と高く評価した。息子役のロベール・リナンRobert Lynen(1921―1944)と父親役のアリ・ボールHarry Baur(1880―1943)も絶賛された。赤毛のゆえに両親にまで「にんじん」(原題は「にんじんの毛」)とよばれる少年の夏休みを描いたもので、いじめられる少年の立場からみた厳しい世界が描かれる。自暴自棄になった主人公が自殺を企てるほど暗い内容だが、若いお手伝いのアネットと親しくなり、最後には町長となった父親と心が通じ合うなど、後半にかけて明るさがみえてくる。最後に父親は息子を「にんじん」ではなく、「フランソワ」と実名でよぶ。[古賀 太]
『『にんじん』(岸田国士訳・岩波文庫/窪田般彌訳・角川文庫)』

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