鰺ヶ沢[町](読み)あじがさわ

百科事典マイペディアの解説

鰺ヶ沢[町]【あじがさわ】

青森県西部,西津軽郡の町。北は日本海に臨み,南は秋田県に接する。五能線が通じる中心集落は江戸時代津軽藩の港として津軽米を積み出し,大坂,江戸への西回り航路で栄えたが,現在は郡の一中心にすぎない。岩木山麓の丘陵地に,畑作・果樹園地帯が広がる。1993年白神山地が世界遺産条約の自然遺産リストに登録された。東日本大震災で,町内において被害が発生。343.08km2。1万1449人(2010)。

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世界大百科事典 第2版の解説

あじがさわ【鰺ヶ沢[町]】

青森県西部,西津軽郡の町。人口1万4077(1995)。津軽半島の基部に位置し,北西は日本海に面する。秋田県境の白神山地に源を発する赤石川,中村川の流域を占め,山林が多い。中心の鰺ヶ沢は鰺ヶ沢湾に沿って街村をなし,近世に津軽藩の御用港として発達した。西廻海運の拠点で,津軽藩の上方廻米は大部分が鰺ヶ沢湊から積み出された。奉行所が置かれ,弘前に次ぐにぎわいをみせ,明治以降は郡役所も置かれたが,青森,弘前を中心とする陸上交通の発展に伴って衰退した。

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