コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

岩木山 いわきさん

7件 の用語解説(岩木山の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

岩木山
いわきさん

愛称津軽富士。青森県西部にある火山で鳥海火山帯に属す。標高 1625m。山体は円錐形で山頂部は中央の岩木,北の巌鬼,南の鳥海の3峰から成り,津軽平野に富士に似た姿でそびえる。地質はおもに新第三紀層を基底とする安山岩

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

いわき‐さん〔いはき‐〕【岩木山】

青森県、津軽平野南西部にある円錐形の火山。標高1625メートル。古くから信仰の対象とされ、お山参詣が行われる。津軽富士。お岩木山

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

岩木山【いわきさん】

青森県西部にある円錐形の活火山。津軽富士とも。標高1625m。新第三紀層を基盤とし,安山岩からなる。巌鬼山が外輪山をなし,山腹は放射谷により開析されている。古くは阿蘇辺森・往来山ともよばれたとされ,天台密教や熊野信仰などにより信仰の山となっていた。
→関連項目青森[県]鰺ヶ沢[町]岩木[町]修験道津軽国定公園日本百名山弘前[市]

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

いわきさん【岩木山】

青森県西部,津軽平野南西部に位置する二重式火山。山容が円錐形で,平地に孤立してすそ野をのばすところから津軽富士の別名がある。山頂は三つの峰に分かれているが,巌鬼(がんき)山と鳥海山は外輪山の一部であり,岩木山はその後にできた中央火口丘で,標高1625m。外輪山のうち,西半部はその後の爆発で破壊されて地形が明瞭でないが,東半部は比較的明瞭に保存されている。岩木山の火山活動は1863年(文久3)の噴火が最後となっていたが,1970年に山頂西側の赤沢で硫化水素ガスの噴出がみられた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

いわきさん【岩木山】

青森県津軽平野南西部にある火山。最後の噴火は1863年。海抜1625メートル。津軽地方で古くから信仰の山とされた。津軽富士。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本の地名がわかる事典の解説

〔青森県〕岩木山(いわきさん)


青森県西部、津軽(つがる)平野南西部にそびえる複式成層火山。標高1625m。深田久弥(ふかだきゅう)「日本百名山」の一つ。津軽富士とも。山頂は津軽平野を見渡せる眺望の名所。南西麓(なんせいろく)から津軽岩木スカイラインが通じ、その終点から山頂までリフトが結ぶ。山麓に嶽(だけ)・百沢(ひゃくざわ)・湯段(ゆだん)などの温泉がわく。古来、霊山として信仰対象となり、山麓には岩木山神社が鎮座する。旧暦8月1日のお山参詣(さんけい)は国の重要無形民俗文化財

出典|講談社 この辞書の凡例を見る
(C)Kodansha.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

岩木山
いわきさん

青森県西部、津軽平野の南西部にある円錐(えんすい)形の火山。標高1625メートル。山容が富士山に似ているところから津軽富士の別名がある。鳥海(ちょうかい)火山帯に属する複式火山で、外輪山は山頂付近に発達し、その中に中央火口丘がそびえる。外輪山の西半部は爆発で欠損し、東半部に鳥海山(1502メートル)、巌鬼山(がんきさん)(1456メートル)がある。中央火口丘が狭義の岩木山である。標高500メートル以上は比較的急傾斜をなし、大小数個の爆裂火口や硫気孔があって、山体を深くえぐる谷頭となっている。500メートル以下が裾野(すその)で、大部分は火山性の泥流堆積物(たいせきぶつ)と火山性扇状地の堆積物である。噴火は記録のうえでは21回あり、最後の噴火は1863年(文久3)3月23日である。山麓(さんろく)一帯は藩政時代には馬の牧場や草刈り場として利用され、第二次世界大戦後は開拓が行われたが、二、三の開拓地を除いては十分な成果をあげていない。1965年(昭和40)に山麓の嶽(だけ)温泉から八合目まで自動車道岩木山スカイラインが完成し、鳥海山噴火口までリフトも架設され、容易に登山ができるようになった。山麓に嶽のほか、湯段(ゆだん)、百沢(ひゃくざわ)の温泉があり、弘前(ひろさき)市百沢の岩木山(いわきやま)神社は津軽一円の信仰を集めている。津軽の人々は古くから岩木山を信仰し、天候の変化を山にかかる雲の動きで予知するなど、日常生活のよりどころとしている。「お山参詣(さんけい)」の行事は国の重要無形民俗文化財に指定され、旧暦8月1日(前後3日間)、山麓の集落ごとに若者たちを中心に、御幣や幟(のぼり)を立てて豊作祈願のため山に登る。[横山 弘]
『宮城一男著『津軽の岩木山』(1971・森重出版)』

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の岩木山の言及

【岩木山神社】より

…旧国幣小社。顕国玉(うつしくにたま)神,多都比売(たつひめ)神,宇賀能売(うかのめ)神,大山祇(おおやまづみ)神,坂上苅田麻呂(さかのうえのかりたまろ)命をまつり,桓武朝に坂上田村麻呂が創建したと伝えるが,本来は岩木山(いわきさん)自体を神とする信仰に発し,顕国玉神は国魂(くにたま)神で主祭神である。室町時代には北畠氏が,戦国時代には大浦氏が社殿を造営したといい,津軽(大浦)氏が代々崇敬し社殿を修造した。…

※「岩木山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

岩木山の関連キーワード津軽平野五所川原青森県北津軽郡板柳町青森県南津軽郡大鰐町青森県西津軽郡深浦町関青森県北津軽郡鶴田町青森県中津軽郡青森県西津軽郡佐屋〈町〉森田[村]

今日のキーワード

パラチオン、パラチオンメチル

パラチオンは無色で油状の液体、パラチオンメチルはコハク色の液体。ともに毒性が強く、有機リン系殺虫剤として使用された。50年代以降、稲の害虫被害を防ぐことが確認され、広く導入された。しかし、農民の中毒死...

続きを読む

コトバンク for iPhone

岩木山の関連情報