鱗片状劈開(読み)りんぺんじょうへきかい

最新 地学事典 「鱗片状劈開」の解説

りんぺんじょうへきかい
鱗片状劈開

scaly cleavage

mm単位からcm単位の間隔で,不規則な網目状のネットワークをなす劈開であり,その面は断層鏡面のように断層条線を伴うすべり面となっている。鱗片状フォリエーション(scaly foliation)と同義。鏡下では黒色の細い帯として観察され,劈開周辺の粘土鉱物等の葉片状鉱物は,劈開に沿って平行ないし低角度に斜交して配列している。泥質岩,蛇紋岩に発達する。本劈開が断層に伴って発達することと劈開面の特徴から,剪断変形によって形成したものと考えられている。名称は岩石がこの劈開によって鱗片状に割れ落ちる外観を示すことに由来。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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