鳥屋返る(読み)トヤガエル

デジタル大辞泉 「鳥屋返る」の意味・読み・例文・類語

とや‐がえ・る〔‐がへる〕【鳥屋返る】

[動ラ四]夏の末ごろ、鳥屋にいるタカの羽が抜け替わる。
「―・りわが手ならししはし鷹の来ると聞こゆる鈴虫の声」〈後拾遺・秋上〉

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精選版 日本国語大辞典 「鳥屋返る」の意味・読み・例文・類語

とや‐がえ・る‥がへる【鳥屋返】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 夏の末、鳥屋にいる鷹の羽が抜けかわる。とがえる。
    1. [初出の実例]「とやかへるしらふの鷹のこゐをのみ雪げの空にあはせつるかな〈藤原長家〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)冬・三九三)

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