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鳥屋 とりや

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

鳥屋
とりや

石川県能登半島基部の邑知潟平野にある中能登町北西部の旧町域。 1939年町制。 1954年相馬村の一部を編入。 2005年鹿島町,鹿西町と合体して中能登町となった。町名は春木の屋比古神社にちなむ。米作が中心。古くから農家の副業として能登上布が製造された。明治後期から輸出用羽二重機業が盛んとなり,能登機業地域の中心に発展した。

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デジタル大辞泉の解説

と‐や【鳥屋/×塒】

鳥を飼っておく小屋。鳥小屋。
ツグミなどの小鳥狩りの際、わなを仕掛けて待つために山中や谷間に設けた小屋。
タカの羽が夏の末ごろから抜けて、冬までに生えかわること。その時機に、1にこもるところからいう。
歌舞伎劇場で、花道揚げ幕の内部にある小部屋。花道への出入りの際の控え所。狭くて1に似ていたのでいう。
旅回りの役者などが、不入りなどで次の土地に出発できないでそこに滞在すること。
遊女が梅毒で引きこもること。また、梅毒のこと。
「―をせざる中は、本色の遊女とせず」〈浮・禁短気・三〉

とり‐や【鳥屋】

鳥の売買を業とする店。また、その人。
鳥肉を売る。また、その料理を出す店。

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大辞林 第三版の解説

とりや【鳥屋】

いろいろの鳥の売買を業とする店。また、その人。
主に鶏肉を売る店。
鳥小屋。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鳥屋
とりや

石川県中北部、鹿島(かしま)郡にあった旧町名(鳥屋町(まち))。現在は鹿島郡中能登(なかのと)町北部を占める地域。旧鳥屋町は1939年(昭和14)町制施行。2005年(平成17)鹿島郡鹿島町、鹿西(ろくせい)町と合併し、中能登町となった。能登半島の基部、邑知(おうち)潟地溝帯にあり、丘陵地が広い。JR七尾(ななお)線が通じる。古墳群、古窯跡群、能登軍団跡があり、荘園(しょうえん)も開けていた。近世以来、麻織物を産し、明治中期から絹織物にかわり、第二次世界大戦後は合繊織物生産へと発展。米作や瓦(かわら)製造、プラスチック樹脂加工業も行われる。明治中期から出稼ぎが多く、関西で風呂(ふろ)屋、豆腐屋として成功した者が多かった。[矢ヶ崎孝雄]
『『鳥屋町史』(1955・鳥屋町)』

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世界大百科事典内の鳥屋の言及

【花道】より

…花道はやがて常設されるようになり,1740年(元文5)ごろには,歌舞伎に不可欠のものとなった。上方の花道は舞台の中央寄りに,客席後方へと直線状にのび,黒い揚幕(あげまく)を通って奥の小部屋(鳥屋(とや))に通じる。江戸の花道は,舞台左端寄りの位置から客席後方へと,当初は斜めに,後にはまっすぐにのびてから左に折れ,花色地に白く座紋を染めぬいた揚幕を通って小部屋(鳥屋)をぬけ,桟敷裏の通路に通じる。…

※「鳥屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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