鳥曹司(読み)トリゾウシ

デジタル大辞泉 「鳥曹司」の意味・読み・例文・類語

とり‐ぞうし〔‐ザウシ〕【鳥曹司】

平安時代宮中で飼育する鷹をつないでおいた所。内裏内郭の回廊南東の角にあった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鳥曹司」の意味・読み・例文・類語

とり‐ぞうし ‥ザウシ【鳥曹司】

〘名〙 中古、宮中で養育する鷹をつないでおいた所。内裏内郭の回廊の東南角にあった。
小右記‐長徳二年(996)四月二四日「堪武芸五位以下、依宣旨鳥曹司云々」

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