鳥瞰的(読み)ちょうかんてき

精選版 日本国語大辞典 「鳥瞰的」の意味・読み・例文・類語

ちょうかん‐てきテウカン‥【鳥瞰的】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 見おろすようなさま。見おろすように全体をながめるさま。
    1. [初出の実例]「みんな一緒に芸術であると云ふだけで、つまりそれらの分化の状態を単に鳥瞰的(テウカンテキ)に認識しただけで、好いのであるか?」(出典芸術運動に於ける前衛性と大衆性(1929)〈勝本清一郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android