精選版 日本国語大辞典 「鳥茎の矢」の意味・読み・例文・類語 とくき【鳥茎】 の 矢(や) 鳥の羽根の茎に付子(ぶし)の毒を塗った毒矢。昔、陸奥の蝦夷(えぞ)が用いたもので、鎧(よろい)のすき間などをねらって射た。鳥茎。[初出の実例]「浅ましや千嶋のえぞのつくるなるとくきのやこそ隙はもるなれ」(出典:顕輔集(1155頃)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例