デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鴨吉備麻呂」の解説 鴨吉備麻呂 かもの-きびまろ ?-? 奈良時代の官吏。大宝(たいほう)2年(702)遣唐使中位として唐(中国)にわたり,慶雲(きょううん)4年帰国。下総(しもうさの)守,玄蕃頭(げんばのかみ),河内(かわちの)守,播磨(はりまの)守を歴任。養老3年美作(みまさか)・備前・備中(びっちゅう)・淡路(あわじ)の按察使(あぜち)(行政監察官)となった。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「鴨吉備麻呂」の解説 鴨吉備麻呂 生年:生没年不詳 奈良時代の官人。大宝1(701)年,遣唐使中位として入唐(大使は粟田真人)。慶雲4(707)年に帰国し,入唐の功績によって従七位上から従五位下に特別に昇進している。以後下総守,玄蕃頭,河内守,播磨守などを歴任。 (鬼頭清明) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by