鵜ノ江村(読み)うのえむら

日本歴史地名大系 「鵜ノ江村」の解説

鵜ノ江村
うのえむら

[現在地名]中村市鵜ノ江

田出たでかわ村の北西四万十しまんと川左岸にある。「土佐州郡志」は「川登九村之一、東西七町許南北二町余、戸凡三十五」と記す。

天正一八年(一五九〇)の川登九村地検帳によれば鵜ノ江村の検地面積一五町七反余、屋敷数二〇うち居屋敷一五。屋敷のうちには持福寺(本尊地蔵)が含まれる。江戸時代は元禄郷帳によると本田高一六四石余。寛保郷帳によれば家数三三、人数一五二、馬一五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android