鵜飼屋甚蔵(読み)うがいや じんぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「鵜飼屋甚蔵」の解説

鵜飼屋甚蔵 うがいや-じんぞう

1833-1877 幕末の鑓(やり)師。
天保(てんぽう)4年生まれ。家業をつぎ加賀金沢藩主前田家につかえた。おさないとき松波景栄に浮世絵をまなぶ。維新後,鑓師をやめて浮世絵をえがいた。また木工,金工をよくし,消防十七組の纏(まとい)のデザインを作成した。明治10年12月死去。45歳。本姓は巌。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android