デジタル大辞泉 「鵼子鳥」の意味・読み・例文・類語 ぬえこ‐どり【×鵼子鳥】 [名]トラツグミの別名。[枕]が悲しげな声で鳴くところから、「うら嘆なく」に掛かる。「―うらなけ居れば」〈万・五〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「鵼子鳥」の意味・読み・例文・類語 ぬえこ‐どり【&JISEFDD;子鳥】 [ 1 ] 〘 名詞 〙 鳥「とらつぐみ(虎鶫)」の異名。〔八雲御抄(1242頃)〕[ 2 ] 枕 [ 一 ]の鳴き声が悲しげなところから、「うら泣く」にかかる。[初出の実例]「むら肝の 心をいたみ 奴要子鳥(ヌエことり) うらなけ居れば」(出典:万葉集(8C後)一・五) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例