虎鶫(読み)トラツグミ

デジタル大辞泉 「虎鶫」の意味・読み・例文・類語

とら‐つぐみ【虎×鶫】

ヒタキ科トラツグミ属の鳥。全長約30センチ。全体黄褐色黒斑がある。暗い森の中にすみ、夜、ヒーヒョーと笛を吹くような寂しい声で鳴く。アジア・ニューギニアに分布日本では漂鳥。ぬえどり。ぬえ。 夏》ぬえ

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精選版 日本国語大辞典 「虎鶫」の意味・読み・例文・類語

とら‐つぐみ【虎鶫】

  1. 〘 名詞 〙 ツグミ科の鳥。ツグミより大形で、全長約三〇センチメートル。体の上面は黄褐色、下面は黄白色で、上・下面とも黒色の三日月状斑紋が並び、鱗模様を呈する。シベリア東部・中国・日本などで繁殖し、冬は暖地へ移動する。山地の暗い森林に多く、夜間、ヒョーヒョーと気味悪く鳴くので昔から鵺(ぬえ)・地獄鳥と呼ばれてきらわれる。とらつぐ。ぬえ。ぬえどり。《 季語・夏 》 〔物品識名拾遺(1825)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「虎鶫」の解説

虎鶫 (トラツグミ)

学名Turdus dauma
動物。ヒタキ科の鳥

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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