ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鶏冠壺」の意味・わかりやすい解説
鶏冠壺
けいかんこ
Ji-guan-hu
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…赤土に白化粧して,透明釉・褐釉・緑釉がほどこされた遼三彩は独特のひなびた鮮やかな釉色にくっきりと焼きあがり,魅力が深い。鶏冠壺,長頸瓶,水注,盤,碗,暖盤など,器種もゆたかであるが,実用というよりはおもに有力者の墓葬に副葬された明器(めいき)であったと推測される。遼における三彩づくりは1060年代から1100年前後に沸騰するように量産され,金によって1125年に滅ぼされるとまったく絶えてしまったと思われる。…
※「鶏冠壺」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...