鶯染(読み)うぐいすぞめ

精選版 日本国語大辞典 「鶯染」の意味・読み・例文・類語

うぐいす‐ぞめうぐひす‥【鶯染】

  1. 〘 名詞 〙 鶯茶(うぐいすちゃ)の色に染めること。また、その色。
    1. [初出の実例]「まづ初春の染色に、咲くや花いろ花に鳴く、鶯ぞめの声あげて、人に春をやゆづり染」(出典:歌謡・松の落葉(1710)二・染色尽し)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android