鶴沢 道八(初代)(読み)ツルザワ ドウハチ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「鶴沢 道八(初代)」の解説

鶴沢 道八(初代)
ツルザワ ドウハチ


職業
義太夫節三味線方(文楽)

専門
人形浄瑠璃,三味線

本名
浅野 楠之助

別名
初名=鶴沢 吉松,前名=鶴沢 友松

生年月日
明治2年 6月27日

出生地
大阪府 島之内

経歴
9歳の時2代目鶴沢吉右衛門に入門、次いで鶴沢勝七に師事、友松と名乗った。明治15年松島文楽座に入り、17年彦六座に転じた。このころから名人2代目豊沢団平の芸に傾倒、その教えを受けた。その後七五三太夫、伊達太夫(後の7代目土佐太夫)らの三味線を弾き、39年退座、大正13年御霊文楽座の3代目竹本津太夫の相三味線に迎えられ、道八と改名した。昭和初期の名人の一人といわれる。

没年月日
昭和19年 11月28日 (1944年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

367日誕生日大事典 「鶴沢 道八(初代)」の解説

鶴沢 道八(初代) (つるざわ どうはち)

生年月日:1869年6月17日
明治時代-昭和時代の義太夫節三味線方
1944年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android