鷲木村(読み)わしのきむら

日本歴史地名大系 「鷲木村」の解説

鷲木村
わしのきむら

[現在地名]巻町鷲ノ木

角田かくだ山の東南麓にあり、川右岸に立地する。北に竹野町たけのまち村がある。舟越ふなこし(現岩室村)の枝郷である。元禄郷帳に村高八〇石六斗余とある。竹野町村は寛永一一年(一六三四)三根山領となるが、当村も村立て以降、同領となったものと思われる。天保郷帳は四〇六石八斗余と著しい増加を示す。安政二年(一八五五)の三根山領年貢納高(「三根山藩」所収)では船越組に属し、村高は変わらず、取米一二五石四斗余、定引一一石四斗余があり、納高は一一三石九斗余であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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