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鹿島大神 かしまのおおかみ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

鹿島大神 かしまのおおかみ

古代伝承上の神。
鹿島神宮の祭神で,常陸(ひたち)(茨城県)鹿島を支配したとつたえられる。「常陸国風土記」には,天地のはじめ高天原に天(あま)つ神が会合してくだした神が香島天之大神(かしまあまのおおかみ)とある。香島郡は,この大神のあることから,中臣鎌子(なかとみの-かまこ)により命名されたといわれる。のち藤原氏により建御雷神(たけみかずちのかみ)にかえられた。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

鹿島大神

茨城県鹿島町の鹿島神宮の祭神。『常陸国風土記』では,香島天之大神。天地の開けるより前の太古に,諸祖天神に命じられ,高天原より天降ったという。9世紀頃から,建御雷神と同一視され,特に東北地方の鎮護に神威を発揮する,武神として崇められた。旅立つことを古来,「鹿島立ち」というなど,行路の守護神ともされている。神官の未婚の娘から選ばれる,物忌と呼ばれる女官が,終身の神妻となって仕え,正月7日にその年の豊凶を託宣し,それを鹿島の言触れと呼ばれる神人たちが,各地に告げてまわった。境内にある要石は,地中にいて地震を起こす大鯰の頭を押さえていると,いい伝えられている。

(吉田敦彦)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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