鹿島紀行(読み)カシマキコウ

デジタル大辞泉 「鹿島紀行」の意味・読み・例文・類語

かしまきこう〔かしまキカウ〕【鹿島紀行】

江戸中期の俳諧紀行一軸松尾芭蕉著。寛政2年(1790)刊。貞享4年(1687)、芭蕉門人曽良宗波を伴い、鹿島神宮月見を兼ねて参拝したときの紀行。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鹿島紀行」の意味・読み・例文・類語

かしまきこう かしまキカウ【鹿島紀行】

江戸前期の俳諧紀行。一冊。松尾芭蕉作。貞享四年(一六八七)、門人の曾良・宗波を伴い、常陸鹿島へ月見に出かけた時の紀行。寛政二年(一七九〇)刊。再稿本に「鹿島詣」と題した宝暦八年(一七五八)刊のものもある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android