鹿帰瀬村(読み)かきぜむら

日本歴史地名大系 「鹿帰瀬村」の解説

鹿帰瀬村
かきぜむら

[現在地名]熊本市鹿帰瀬町

白川左岸に沿い、東は上益城かみましき郡沼山津手永の唐川からかわ(現菊池郡菊陽町)、西は合志こうし郡大津手永の弓削ゆげ村、南は小山おやま村に接する。本庄手永に属し、「国誌」に「小山村ノ内」とされる。宝暦一三年(一七六三)の下ケ名寄帳では惣畝数三八町六畝余、うち御給知が田畑二一町七反三畝余、高一五三石二斗余で、ほかは新地野開などである。下ケ名に松田まつだ井口境いくちざかい・前畑・松山まつやました松山まつやまうえなどがある。同年の地引合帳によると御給知は田高八八石一斗余、畑高六五石余で、沢村殿・岡崎殿・小田原殿分である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android