鹿蹄草(読み)イチヤクソウ

動植物名よみかた辞典 普及版 「鹿蹄草」の解説

鹿蹄草 (イチヤクソウ)

学名Pyrola japonica
植物。イチヤクソウ科の常緑多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鹿蹄草の言及

【イチヤクソウ(一薬草)】より

…北海道~九州,朝鮮,中国東北に分布する。イチヤクソウや中国産のP.rotundifolia L.の全草を乾かしたものを鹿蹄草(ろくていそう)といい,ピロラチンpirolatinやアルブチンarbutinなどを含有し,避妊の作用が認められているし,日本では脚気の民間薬とされる。 イチヤクソウ属Pyrola(英名shinleaf∥wintergreen)は北半球の温帯に約20種あり,日本の亜高山帯には葉が円く,淡紅色の花のベニバナイチヤクソウP.incarnata Fischerがある。…

※「鹿蹄草」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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