麟角(読み)りんかく

精選版 日本国語大辞典 「麟角」の意味・読み・例文・類語

りん‐かく【麟角】

  1. 〘 名詞 〙 想像上動物である麒麟(きりん)のつの。転じて、きわめてまれなものをたとえていう。
    1. [初出の実例]「戒定智慧乏麟角」(出典秘蔵宝鑰(830頃)中)
    2. 「変じ安き心は鴻毛より軽く、撓ざる志は麟角(リンカク)よりも稀也」(出典:太平記(14C後)三九)
    3. [その他の文献]〔北史‐文苑伝序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む