麟角(読み)りんかく

精選版 日本国語大辞典 「麟角」の意味・読み・例文・類語

りん‐かく【麟角】

  1. 〘 名詞 〙 想像上動物である麒麟(きりん)のつの。転じて、きわめてまれなものをたとえていう。
    1. [初出の実例]「戒定智慧乏麟角」(出典秘蔵宝鑰(830頃)中)
    2. 「変じ安き心は鴻毛より軽く、撓ざる志は麟角(リンカク)よりも稀也」(出典:太平記(14C後)三九)
    3. [その他の文献]〔北史‐文苑伝序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む