麦隴(読み)バクロウ

デジタル大辞泉 「麦隴」の意味・読み・例文・類語

ばく‐ろう【麦×隴】

《「隴」は、畑、また、畑のうねの意》麦畑

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「麦隴」の意味・読み・例文・類語

ばく‐ろう【麦隴・麦壠】

  1. 〘 名詞 〙 むぎ畑。
    1. [初出の実例]「麦壠新色荒村緑、楓林初葉釣家香」(出典:文華秀麗集(818)上・江楼春望応製〈小野岑守〉)
    2. [その他の文献]〔庾信‐奉報窮秋寄隠士詩〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android