麻につるる蓬(読み)あさにつるるよもぎ

精選版 日本国語大辞典 「麻につるる蓬」の意味・読み・例文・類語

あさ【麻】 に つるる蓬(よもぎ)

  1. ( 「荀子勧学篇」の「蓬生麻中扶而直」による ) 麻のようにまっすぐな物の中にまじって生えれば、蓬も自然に曲がらずに伸びるの意から、善良な人に交われば、その感化を受けて自然に善人になるというたとえ。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
    1. [初出の実例]「頑固(かたくな)に育てられ、麻につるる蓬(ヨモギ)とて、そち迄が身持ちも堅く」(出典浄瑠璃・苅萱桑門筑紫𨏍(1735)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ヨモギ 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む