麻につるる蓬(読み)あさにつるるよもぎ

精選版 日本国語大辞典 「麻につるる蓬」の意味・読み・例文・類語

あさ【麻】 に つるる蓬(よもぎ)

  1. ( 「荀子勧学篇」の「蓬生麻中扶而直」による ) 麻のようにまっすぐな物の中にまじって生えれば、蓬も自然に曲がらずに伸びるの意から、善良な人に交われば、その感化を受けて自然に善人になるというたとえ。〔俳諧・毛吹草(1638)〕
    1. [初出の実例]「頑固(かたくな)に育てられ、麻につるる蓬(ヨモギ)とて、そち迄が身持ちも堅く」(出典浄瑠璃・苅萱桑門筑紫𨏍(1735)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 ヨモギ 実例 初出

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む