麻羽郷(読み)あさはごう

日本歴史地名大系 「麻羽郷」の解説

麻羽郷
あさはごう

和名抄」所載の郷。同書高山寺本に「阿路波」、東急本・元和古活字本に「安佐波」、名博本に「アロハ」の訓があるが、アサハであろう。「万葉集」巻一一に「紅の浅葉の野らに刈る草の束の間も吾を忘らすな」、同巻一二に「浅葉野に立ち神さぶる菅の根のねもころ誰ゆゑわが恋ひなくに」とみえる浅葉あさはは当郷をさすといわれる(異説もある)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む