黄道窯(読み)こうどうよう(英語表記)Huáng dào yáo

世界大百科事典 第2版の解説

こうどうよう【黄道窯 Huáng dào yáo】

中国,河南省陝県黄道で発見された唐・五代の古。中国では晩唐時代9世紀になると各地に窯がひらかれて窯業の一大画期が形成されたが,黄道窯も華北のそうした新興の一窯であった。くわしい発掘報告はないが,黒釉陶と黄釉陶を焼いた窯で,日常雑器が主体をなしていたようである。とくに注目されるのは白化粧をほどこし,〈飛びカンナ〉の技法で点綴文様をあらわした黄釉陶であり,遺品も多い。【矢部 良明】

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

今日のキーワード

大学入試センター試験

国立大学の共通第1次学力試験制度は、1979年度に導入された。入学試験を第1次と第2次とに分け、第1次試験は大学入試センターが共通学力試験を実施。第2次試験は各大学がきめ細かな入学者選抜を行うことを目...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android