黄金聖人伝(読み)おうごんせいじんでん(英語表記)Legenda aurea

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ジェノバ大司教,福者ヤコブス・デ・ウォラギネの書いた『聖人物語』 Legenda sanctorum (1263~88) の通称黄金伝説ともいい,教会暦の口伝を含む聖人伝説教を配列している。ランゴバルド人の歴史を含むため"Historia lombardica"ともいわれる。史実信憑性には問題があるが,おもに文学信仰の面から人気を博した。芥川龍之介の『きりしとほろ上人伝』小序中にいうキリシタン版芥川の虚構である。

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