黄雀風(読み)コウジャクフウ

デジタル大辞泉 「黄雀風」の意味・読み・例文・類語

こうじゃく‐ふう〔クワウジヤク‐〕【黄×雀風】

陰暦5月に吹く東南の風。この風の吹くころ海魚が変じて黄雀になるという中国の言い伝えによる。 夏》「鶴去って―の吹く日かな/碧梧桐

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「黄雀風」の意味・読み・例文・類語

こうじゃく‐ふうクヮウジャク‥【黄雀風】

  1. 〘 名詞 〙 ( この風の吹くころ、海の魚が地上の黄雀になるという中国の伝説から ) 陰暦五月に吹く東南の風。《 季語・夏 》 〔俳諧・俳諧歳時記(1803)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android