黒元結(読み)くろもとゆい

精選版 日本国語大辞典 「黒元結」の意味・読み・例文・類語

くろ‐もとゆい‥もとゆひ【黒元結】

  1. 〘 名詞 〙 女性髪飾り一種。色の黒い元結。元結は一般的には白であったが、江戸時代後期から、凶事の際や目立つことをきらう時などに黒くしたものを用いた。松やにと柿渋(かきしぶ)とふのりの煎じ汁とをまぜたものを塗って乾かして作る。くろもっとい。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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