黒式尉(読み)こくしきじょう

精選版 日本国語大辞典 「黒式尉」の意味・読み・例文・類語

こくしき‐じょう【黒式尉・黒色尉】

  1. 黒式尉〈奈良県天川社蔵〉
    黒式尉〈奈良県天川社蔵〉
  2. 〘 名詞 〙 能面一つ。顔のまっ黒な老人の面。能の「翁」の時、翁の役のシテが白式尉という老人の面をつけるのに対して、狂言三番叟(さんばそう)の役がつけるもの。黒尉(くろじょう)。こくしき。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android