黒津崎(読み)くろつざき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「黒津崎」の意味・わかりやすい解説

黒津崎
くろつざき

大分県の北東部、国東市(くにさきし)国東町(くにさきまち)黒津の東方にある岬。片麻(へんま)状花崗(かこう)岩で構成され、最高点14メートル。崖下(がいか)には花崗岩の巨石怪石が波に洗われ、その南北には白砂青松海岸が続く。一帯は国民休養地およびいこいの村国東として、宿泊施設、遊歩公園、海水浴場、キャンプ場などがある。公園内には、横穴式石室をもった円墳群が保存されている。JR日豊(にっぽう)本線杵築(きつき)駅からバス約40分。

[兼子俊一]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android