白砂青松(読み)ハクシャセイショウ

デジタル大辞泉 「白砂青松」の意味・読み・例文・類語

はくしゃ‐せいしょう【白砂青松】

白い砂浜と青々とした松原。美しい海岸景色をいう。はくさせいしょう。
[類語]景色山色さんしょく水色すいしょく野色やしょく野景柳暗花明りゅうあんかめい春景煙景秋景雪景夕景せっけい・ゆうけい暮景晩景夜景景勝形勝絶勝奇勝名勝美景佳景勝景絶景奇観山紫水明風物近景遠景風光明媚

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白砂青松」の意味・読み・例文・類語

はくしゃ‐せいしょう【白砂青松】

  1. 〘 名詞 〙 白い砂と青い松。海岸などの美しい景色をいう語。はくさせいしょう。
    1. [初出の実例]「殆んど一里に連なる白砂青松の天橋も」(出典:新聞記者の十年間(1893)〈平田久〉我が故郷)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

四字熟語を知る辞典 「白砂青松」の解説

白砂青松

白い砂と青い松。海岸などの美しい景色をいう語。

[使用例] ここに真成の「白沙」を成し、青松その間に点綴して初めていわゆる「白沙青松」の風景を現じ来る[志賀重昂日本風景論|1894]

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android