黒羽織(読み)くろばおり

精選版 日本国語大辞典 「黒羽織」の意味・読み・例文・類語

くろ‐ばおり【黒羽織】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 黒い色の羽織黒紋付
    1. [初出の実例]「これやこの鷹場の役に幾十度〈松意〉 黒羽織きてたななし小舟〈在色〉」(出典:俳諧・談林十百韻(1675)上)
  3. 黒羽織を着る江戸幕府徒士(かち)の呼び名。
    1. [初出の実例]「黒羽織夏は鵜の真似する御役」(出典:雑俳・柳多留‐一二一(1833))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android