黒紋付(読み)くろもんつき

精選版 日本国語大辞典 「黒紋付」の意味・読み・例文・類語

くろ‐もんつき【黒紋付】

  1. 〘 名詞 〙 黒地紋所を白く染め抜いた和服男女とも礼装として用いる。
    1. [初出の実例]「向方(むかふ)の特別席の隅角(すみっこ)に被在(ゐらっしゃ)貴婦人ね、白襟に黒紋附(クロモンツキ)の」(出典恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android