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黴びる(読み)カビル

デジタル大辞泉 「黴びる」の意味・読み・例文・類語

か・びる【×黴びる】

[動バ上一][文]か・ぶ[バ上二]かびが生える。比喩的に、物事が古くさくなる。「もちが―・びる」 夏》「―・びる日々不安を孤独と詐称して/草田男

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精選版 日本国語大辞典 「黴びる」の意味・読み・例文・類語

か・びる【黴】

  1. 〘 自動詞 バ上一 〙
    [ 文語形 ]か・ぶ 〘 自動詞 バ上二段活用 〙 黴が生える。また、比喩的に、ものごとが古ぼけることなどにもいう。〔十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「我等が様な浪人の黴(カビ)た襟にはつかれまい」(出典:浄瑠璃・平仮名盛衰記(1739)四)

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