鼈甲芋貝(読み)べっこういもがい

精選版 日本国語大辞典 「鼈甲芋貝」の意味・読み・例文・類語

べっこう‐いもがいベッカフいもがひ【鼈甲芋貝】

  1. 〘 名詞 〙 イモガイ科の巻き貝。房総半島以南の太平洋岸に分布し、潮下帯の岩礫底の砂中にすみ、冬期には深所へ移動する。殻高約七〇ミリメートルの倒円錐形。頂は紅色で、殻表面は紫白色の地に黒褐色の雲状斑がある。ハゼなどの小魚にモリ形の歯舌を打ち込み、毒を注入して捕食する。べっこうがい。

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関連語 名詞

動植物名よみかた辞典 普及版 「鼈甲芋貝」の解説

鼈甲芋貝 (ベッコウイモガイ)

学名Chelyconus fulmen
動物。イモガイ科の巻き貝

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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