ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鼓室成形術」の意味・わかりやすい解説 鼓室成形術こしつせいけいじゅつtympanoplasty 中耳のさまざまな病態に対し,単に病変を取除くだけでなく,鼓室の伝音系を外科的に再建または新設することによって聴力も向上するように工夫した手術をいう。聴覚学や耳科学の進歩と,手術用顕微鏡などの器具の発達や化学療法の普及により発達し,今日では各種中耳病変に対する手術の主流を占めている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by