鼠姑(読み)そこ

精選版 日本国語大辞典 「鼠姑」の意味・読み・例文・類語

そ‐こ【鼠姑】

〘名〙 植物ぼたん(牡丹)」の異名
※元和本下学集(1617)「牡丹 或名一捻紅又名鼠姑(ソコ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の鼠姑の言及

【ボタン(牡丹)】より

…宋代の洛陽では花といえば牡丹をさした。根を薬品に使用し,鹿韭(ろくきゆう),鼠姑(そこ)といったことは古い本草書にみえ,四川や漢中の山谷に自生するものを採取していた。南朝宋の謝霊運が江南の竹間水辺にあるという牡丹は芍薬のことらしい。…

※「鼠姑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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