鼠食(読み)ねずみくい

精選版 日本国語大辞典 「鼠食」の意味・読み・例文・類語

ねずみ‐くい‥くひ【鼠食】

  1. 〘 名詞 〙 鼠にかじられたためにできた傷や損失。また、鼠に食われたもの。
    1. [初出の実例]「拾五石八斗弐升七合弐夕五才かん、ねつみ喰に筭用仕候」(出典:梅津政景日記‐元和二年(1616)七月八日)
    2. 「以前は侍ひ、鼠喰(ネズミク)ひでも大小差した、身分だといふ妹が噂」(出典歌舞伎・伊勢平氏梅英幣(1820)大切)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む