鼠鱚(読み)ねずみぎす

精選版 日本国語大辞典 「鼠鱚」の意味・読み・例文・類語

ねずみ‐ぎす【鼠鱚】

  1. 〘 名詞 〙 ネズミギス目ネズミギス科の海産魚。体は円筒状で、全長三〇センチメートルくらいになる。吻(ふん)がとがり頭部の形が一見鼠を思わせるところからの名。吻端の下面に一本のひげがある。体色は淡褐色で、ひれ黒色を帯びる。本州中部以南の太平洋沿岸および日本海南部、ハワイ分布。水深五〇~一〇〇メートルの砂泥底にすむ。ねずみうお。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「鼠鱚」の解説

鼠鱚 (ネズミギス)

学名Gonorhychus abbreviatus
動物。ネズミギス科の海水魚

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android