鼻元思案（読み）ハナモトジアン

デジタル大辞泉「鼻元思案」の意味・読み・例文・類語

［名・形動］きわめてあさはかな考え。また、そのさま。喉元のどもと思案。鼻元料簡。
「いかにも―な話だが」〈志賀・暗夜行路〉

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〘名詞〙 ( 形動 ) 浅はかな考え。おもいつき。また、浅はかなさま。喉元思案。鼻元推量。鼻元料簡。
1. [初出の実例]「むかしは浅い了簡を鼻本(ハナモト)じあんといひしが」(出典：洒落本・古今三通伝（1782）)

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