鼻突き(読み)ハナツキ

デジタル大辞泉 「鼻突き」の意味・読み・例文・類語

はな‐つき【鼻突き/鼻衝き】

ばったり出会うこと。出会いがしら。
殿下てんが御出に―に参りあふ」〈平家・一〉

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精選版 日本国語大辞典 「鼻突き」の意味・読み・例文・類語

はな‐つき【鼻突・鼻衝】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「はなづき」とも )
  2. ばったりと出会うこと。であいがしらに、また、真正面にぶつかること。向き合うこと。
    1. [初出の実例]「資盛朝臣、大炊御門猪熊にて、殿下の御出にはなづきにまゐりあふ」(出典:平家物語(13C前)一)
  3. 主君から勘当などを受けること。とつび。

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