鼻突き(読み)ハナツキ

デジタル大辞泉 「鼻突き」の意味・読み・例文・類語

はな‐つき【鼻突き/鼻衝き】

ばったり出会うこと。出会いがしら。
殿下てんが御出に―に参りあふ」〈平家・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鼻突き」の意味・読み・例文・類語

はな‐つき【鼻突・鼻衝】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「はなづき」とも )
  2. ばったりと出会うこと。であいがしらに、また、真正面にぶつかること。向き合うこと。
    1. [初出の実例]「資盛朝臣、大炊御門猪熊にて、殿下の御出にはなづきにまゐりあふ」(出典:平家物語(13C前)一)
  3. 主君から勘当などを受けること。とつび。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む