真正面(読み)マショウメン

デジタル大辞泉 「真正面」の意味・読み・例文・類語

ま‐しょうめん〔‐シヤウメン〕【真正面】

まっすぐ正面を向いていること。また、その方向。まっしょうめん。「真正面に山が見える」
物事にまともに相対すること。まっしょうめん。「難問真正面から取り組む」
[類語]正面向こう向かい真向かい前方行く手向こう側もろにもろ直接的真ん前真向き真っ向真面まおもてじかじか直直じきじき直接ちょく単刀直入率直露骨ずばりざっくばらんずけずけあけすけストレートダイレクト歯にきぬ着せぬてきめんまとも矢面やおもて差し向かい相対あいたいたいあからさまあらわむき出し赤裸赤裸裸公然ずばずば遠慮えげつないフランク遠慮会釈もないきっぱり断固毅然きぜん開けっ放し開けっ広げ不躾ぶしつけ身もふたもない

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精選版 日本国語大辞典 「真正面」の意味・読み・例文・類語

まっ‐しょうめん‥シャウメン【真正面】

  1. 〘 名詞 〙 左右にずれたりしていない、まったくの正面。ましょうめん。
    1. [初出の実例]「紫宸殿は〈略〉宮殿のうちでのまっ正面の南をもての前殿なり」(出典:玉塵抄(1563)二三)

ま‐しょうめん‥シャウメン【真正面】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 正しく正面を向いていること。面と向かっていること。また、その方向やそのさま。まむかい。まっしょうめん。正直に、まともに相手に対することのたとえにもいう。〔詞葉新雅(1792)〕

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