龍智(読み)りゅうち

精選版 日本国語大辞典 「龍智」の意味・読み・例文・類語

りゅうち【龍智】

  1. ( [梵語] Nāgabodhi ) 南インドの僧。真言密教付法の第四祖で、龍樹龍猛(りゅうみょう))の弟子。八世紀まで長寿を保ち、金剛智に付法したという。→付法八祖

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 竜智

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「龍智」の意味・わかりやすい解説

龍智
りゅうち
Nāgabodhi

南インドの密教僧侶で,密教付法の第4祖として仰がれる。伝記は信仰的色彩が濃く,史実未詳

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android