龍角寺古墳群(読み)りゆうかくじこふんぐん

日本歴史地名大系 「龍角寺古墳群」の解説

龍角寺古墳群
りゆうかくじこふんぐん

[現在地名]栄町龍角寺、成田市大竹

印旛沼北部東岸の台地上に形成された群集型の古墳群で、前方後円墳三五基・円墳七一基・方墳五基が確認され、県立房総風土記の丘として保存されている。前方後円墳中最大規模の浅間山せんげんやま古墳(一一一号墳)墳丘長さ七〇メートルを測り、群の北部に位置する。他の前方後円墳は墳丘長二〇―四〇メートル台の小規模なものであり、帆立貝形が多い。最大の方墳は岩屋いわや古墳でみそ岩屋いわや古墳がこれに次ぐ。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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