おかしがる

精選版 日本国語大辞典 「おかしがる」の意味・読み・例文・類語

おかし‐が・るをかし‥

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 ( 形容詞「おかしい」の語幹接尾語「がる」の付いたもの ) おかしい、面白い、趣があると思って、それを態度に表わす。
    1. [初出の実例]「わがたのむ君がためにと折る花は時しもわかぬ物にぞ有りける、とよみて奉りたりければ、いとかしこくおかしがり給ひて」(出典:伊勢物語(10C前)九八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android