三日の餠(読み)みかのもち

精選版 日本国語大辞典 「三日の餠」の意味・読み・例文・類語

みか【三日】 の 餠(もち・もちい)

  1. 平安時代、結婚後三日目の夜に、帳中新郎新婦が祝って食う餠。四種類の小餠であったらしい。みかのよのもちい。みかよのもち。
    1. [初出の実例]「三日の餠の御祝あり、餠をかはらけにもり三方にすゑて、いざなぎのみこと、いざなみのみことにそなへ奉る」(出典:婚礼法式(1784頃か)上・婚迎(古事類苑・礼式一四))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android